ゆっくり成長するアヌビアスナナ

「アヌビアスナナ」(Anubias nana)は、アフリカ大陸に生育するサトイモ科の水草。原産地は西アフリカのカメルーンとされ、様々な品種が存在する。

アヌビアスナナ(正面から)

その名前はエジプトの神話に登場する神アヌビス(Anubis)に由来する。アヌビスは冥界の神で、その特徴としてオオカミの頭部をもつ。オオカミそのものの姿で描かれることもある。また、ミイラづくりの神でもある。

アヌビス

アヌビアスナナが熱帯雨林の薄暗い日陰でひっそりと生息する姿が、神話の世界を思わせることから名付けられた。ナナ(nana)はラテン語で「小さい」や「小人」という意味である。

育成は容易で初心者向け。光量は弱めでも育つ丈夫な陰性水草である。光が強すぎるとコケがつきやすく、葉焼けを起こして葉が黄色く枯れてしまう。CO2の添加も特に必要としないが、CO2の添加があればより大きく成長する。ソイルや砂利でも問題なく育成できる。

流木や溶岩石に根茎を糸で固定しておくと活着する。専用の接着剤を用いる方法もある。通常よりも小さい「アヌビアスナナ プチ」や、葉が深い緑色をした「アヌビアス バルテリー」、葉幅が広い「アヌビアス ヘテロフィラ」、葉幅が細い「アヌビアス ミニマ」など数多くの品種がある。

アヌビアスナナ(上から)

我が家では30cm水槽の中央手前にアヌビアスナナを配置しているが、ゆっくりとそして着実に成長している。育成する中で最初の濃い緑色が薄くなっているような気もするが、気が付くと葉の枚数が増えているという感じだ。

水質調整剤はテトラの「フローラプライド」を使用している。CO2のガスによる添加は行なっていないが、テトラの「CO2プラス」という商品を使用している。葉焼けは見られないが、日陰でも育つ陰性水草なので光量は十分すぎると思われる。

写真は正面から撮った1枚目と水面の上から撮った2枚目でアヌビアスナナの葉の色味が違って見えるが、実際の見た目は1枚目のほうが近い。傷がついている葉があるが、これは最初からついていたもので輸送時のダメージと言える。

上の写真でもよく見ると確認できるが、葉の端の部分が黒くなっているようにも見える。もともと色が濃かっただけなのか、我が家でもとうとう黒ひげゴケが現れたのかという状況である。まだ判断ができず、もう少し様子を見て適切に対応していきたい。

リンク楽天市場Wikipedia

2026/3/16

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カテゴリー「水槽

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