コダック「PIXPRO C1」のレビュー

KODAK(コダック)から2025年6月21日に発売されたPIXPRO C1BN(ブラウン)を購入してみたので、そのレビューと水槽写真を掲載する。

コダック PIXPRO C1

C1のスペックは、重量が内蔵電池を含んで約115g、有効画素数が1300万画素、単焦点・デジタル4倍ズーム、焦点距離が35mmフィルム換算で26mm、開放F値がF2.0、液晶モニターが2.8インチ・23万画素となっている。

その特徴としては、115gという本体の軽さと薄さ、F2.0というレンズの明るさ、液晶モニターを180°可動させることができ簡単に自撮り撮影が可能な点である。私はコンデジはいつもCanon(キヤノン)のPowerShot S120を使っているが、S120はバッテリーが取り外せて充電器で充電するタイプである。

C1とS120

一方、C1はバッテリー内臓型でUSB Type-Cを本体の横にある端子に挿して充電するタイプである。本体が軽い点や充電器がいらない点などメリットはあるが、反対にバッテリーの交換ができないデメリットもある。

充電した状態での撮影枚数は約200ショットとなっている。外出して写真をたくさん撮る時にバッテリー残量が気になる、またはバッテリーがなくなる状況になるかもしれない。その点においてバッテリーを交換できないのは不便と言える。

C1BNの価格は「ヨドバシ.com」で17,380円となっている。色違いで本体の色がブラックの「C1BK」もある。評価は両方の色を合わせると星4以上を獲得しており、まずまずの評価といった感じである。

C1の裏面

本体の裏面は一般的なコンデジのボタンが装備されているが、ボタンの押し心地は若干チープな感じがする。実際に値段は安いのでこのあたりは仕方のない部分かもしれない。

液晶モニターは2.8インチ・23万画素となっているが、液晶に表示される画像が荒い点は気になった。写真を拡大して焦点が合っているかどうかを確認するのは難しい画質である。実際に焦点が合っているかはパソコンに取り込んで表示させないといけない。

また、撮影時には露出時間やISOなどの情報は表示されない。焦点が合っていることが四角い枠で分かる程度である。このように液晶モニターまわりには不満なところがある。

記録メディアはマイクロSDカードとなっており、32GBまでをサポートする。私はたまたま手元にあったのが64GBのものだったが問題なく認識して使えている。確実に使うなら32GB以下のものを用意するのがよいだろう。

C1で撮影した写真1

このカメラの場合は街でのスナップ写真が似合っていると思うが、このサイトは水槽がメインなので、水槽写真を載せていく。カメラの下側には三脚を使う時に使用するカメラネジが開いているが、ここでの写真はすべて三脚を使ってない。

C1で撮影した写真2
C1で撮影した写真3

カメラの画質は1300万画素でまあまあといった感じ。マクロ撮影は8cm~となっており、接写に強いというわけでもない。ちなみにiPhoneの16や17だと4800万画素でマクロは2cmまで近づけるので、新しいスマホのほうがきれいで接写にも強い。

C1で撮影した写真4
C1で撮影した写真5

特に画質が不満というわけではないが、最新のスマホ画質に慣れていると見劣りする感じだ。C1はレトロな写真が撮れることで人気があるので、求められる方向性は違うと思われる。

C1で撮影した写真6
C1で撮影した写真7

F2.0の明るいレンズではあるが、室内だと露出時間が1/16や1/33になるので気を抜くと手ブレが発生する。屋外だと気にすることはないと思う。

C1で撮影した写真8

撮影モードはすべて自動モードで撮っている。撮影モードをプログラムAEにするとISOを固定することができるので、ISO800や1600に設定して手ブレを防止することもできる。ただし、ISOを上げれば画質はザラザラした感じになるので注意が必要である。

C1で撮影した写真9

ここで撮影した写真の場合は、自動モードで露出時間が1/20でISO600といった感じだ。最後に一眼カメラとの比較写真を載せておく。上側がC1で下側がCanon EOS R50(レンズ:単焦点50mm F1.8)である。

C1
比較写真(C1)
EOS R50
比較写真(EOS R50)

EOS R50の場合は手前のトトロにのみ焦点が当たっている点や背景がぼやけている点を見てもらえればと思う。その他に参考としてスマホのiPhone 16 Plusや一眼カメラのCanon EOS Mで撮影した写真も載せておく。C1だと魚やエビを拡大するような写真は難しい。

iPhone 16 Plus
水槽の写真(iPhone 16 Plus)
EOS M
チェリーバルブ(Canon EOS M)
イエローチェリーシュリンプ(Canon EOS M)

C1を使っていて他に気になったこととして、暗闇だと焦点が合いづらい点やレンズカバーがなくてレンズが出た状態になっている点が挙げられる。C1をポケットに入れて外出するとレンズが汚れたり、傷が入ったりしそうだなと思った。

いろいろと不満点を書いたが、値段は安く使い勝手もよく、いいカメラだと思うので気になる人は購入して使ってみてほしい。明るいレンズなので室内でも十分に活躍するが、本来の使い方としては街にくり出してスナップ写真を撮るものかなと思う。そうすればエモい写真が撮れる。

ヨドバシカメラのYouTube公式アカウントで、C1のプロモーション動画があるので貼っておく。液晶モニターを可動させて自撮りができる点も、いまの若い人には需要のあるポイントだと思われる。動画はフルハイビジョンの撮影が可能となっている。


C1プロモーション1
C1プロモーション2
C1プロモーション3
C1プロモーション4
C1プロモーション5

リンクヨドバシ.com

2026/4/10

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カテゴリー「水槽

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