サブタイトルは「卵を、子を、“護る”魚たちの系譜 ガーディアン・フィッシュ」で、本の大きさは横21cmx縦29.7cm、本の長さは130ページ、価格は税込みで1,200円となっている。アクアライフの創刊は1979年のこと。月刊で発行され、熱帯魚や水草をはじめとした水辺の生物の飼育情報を掲載している。
卵や稚魚を護り育む魚“ガーディアン・フィッシュ”。小さな卵を慈しむように見守り、危険を顧みず捕食者と戦うその営みは、魚たちも命をつなぐために懸命に生きているということを教えてくれる。今回の特集では、そんな「子育てをする魚たち」にスポットを当て、種ごとに異なる育児のかたちを紹介する。命を次世代へとつなぐドラマを堪能できる。
特集として、勇壮なペルヴィカクロミス・クリベンシスの繁殖やドワシク&小型アナバン繁殖テクニック、アフリカンパイクカラシンの繁殖、ガーディアン・フィッシュ列伝、守る魚の生存戦略、ゲオファーガス・ワインミレリィの繁殖、現地で見たガーディアン・フィッシュなどが掲載されている。ドワシクはドワーフシクリッド、アナバンはアナバンティッドの略称である。口から出す粘液と空気を混ぜて作る泡巣(あわす)や稚魚の写真も見ることができる。
中・小特集として、インドネシアのスラウェシ島調査レポート・前編 黒いメダカと夢の湖を追って!やペットを守る環境づくり お宅紹介&インタビュー、ダイヤモンドにブリザード… 2026年 注目のニューシュリンプたち!、沢の小さな住人 サワガニと暮らす、崩さないための予防と、傷んだ部分の修復 水草水槽の夏枯れ対策、イベントレポート/EXOTIC REP&AQUA EXPOなども掲載されている。
「アクアリウムの水草図鑑」はNo.61でルドウィギアの仲間が紹介されている。ルドウィギアは交雑種が多いとのこと。ルドウィギアやルドウィギア・レペンス、ルドウィギア・パルストリス・レッド、ルドウィギア・クリスタルなどが紹介される中で我が家の水槽にも生えているニードルリーフ・ルドウィギアも紹介されている。名前の通り針のような細い葉が特徴である。
読者の投稿コーナー「MAIL BOX」の記事では、一人暮らしの6畳間に45cm水槽を置いたら部屋からお風呂場が近くて水換えがとても楽だったという話が載っていて、水換えのときの水場の近さは重要だよなと思いながら読んでいた。我が家では浄水器を購入しようとしたが取り付けられる蛇口が部屋の近くになくて困っているところだ。
この本の中でも広告と思われる形で紹介されていたがアクアリウムが題材の4コマ漫画が今度発売されるようである。タイトルは「初凪(はつなぎ)ヒメリウム」で2026年8月27日に芳文社から発売となっている。
作者は漫画家・イラストレーターの鹿冬カトさんである。読み方は「かとうかと」のようである。この漫画は月刊誌「まんがタイムきらら」で連載中とのこと。発売したら購入して読んでみようかなと考えている。
亡くなった祖母が残した水槽。空っぽのままのそれは、まるで私みたい。引っ込み思案でコミュ症の主人公・陽姫(ひめ)が勇気を出して立ち寄ったアクアリウムショップの中には知らない世界が広がっていて…。
本書「月刊アクアライフ 2026年9月号」はいつも通り写真と文章が豊富であり、満足度の高い仕上がりとなっている。今回はガーディアン・フィッシュの特集でその話がメインとなるため、ガーディアン・フィッシュに興味のある人にはとても楽しい内容となっている。詳しくない人も新しい世界を知るいい機会となるだろう。気になる人はぜひ購入して読んでみてほしい。Amazonでは電子書籍のKindle版も販売している。
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2026/8/22
カテゴリー「本」